連続電池切れ『須刈岳』



たまには小屋でダラダラ過ごすのも悪くないが、やっぱりどこか軽く歩きたい。

9月最後の日曜日、「とりあえず猫魔ヶ岳へ行ってみる?」と出かけてみたが、遅出だったためにすでに駐車場は満杯。

「場所を変えるか・・・」とやって来たのは西会津の須刈岳。
近くのパーキングスペースに車を停め、看板のあるところから林道を歩く。












歩きはじめて5分ほどで登山口に到着。
ここから右の登山道を進む。 最初は杉林の中。





歩きはじめてすぐ、彼の一眼レフの電池が切れた。いつものように予備電池に交換。

「あれ? おかしいな? 充電されてなかったのかな???」
予備電池も使えず、結局カメラは私のコンデジのみ。





途中に展望があるところが一ヶ所。
コンデジだから写りはイマイチだけど、まぁ仕方がない。





登るにつれて樹木は細いけれど ブナに・・・






所々に標識があり、道もしっかりしているので迷うことはないが、地図でしっかり 位置確認。





それにしても、ここまでも結構急な登りで、ここからもまだ急坂が続く。

写真でも撮りながらゆっくり登りたいところだったが、なんということか、ここで コンデジの電池までも切れてしまった。

そして私は今日、予備電池を携帯するのをすっかり忘れていた。
つまりここから先は写真が撮れないということだ。

歩きはじめて約50分、須刈岳頂上に到着。

デジカメの電池を一旦抜き、再度セットして電源ON。
一瞬 カメラはスタンバイするがすぐに「電池を交換してください」と表示後にOFFとなる。

電池交換サインが出る前の一瞬を狙ってシャッターを切れば、なんとか1枚撮ることができるのではないか。

試してみた・・・











構図やピントを合わせている余裕はないが、電池を抜いては再度入れて ON、シャッター、電池切れサイン&OFF

これを数回繰り返して、何とか「登頂証拠写真」は確保・・・笑。

でも、とうとう三角点の写真を最後にそれもできなくなった。

コースタイム1時間弱の軽い山だったが、意外にも急登で、登った満足感を味わえたり、カメラ2台とも電池が切れるというハプニングもあって、須刈岳は記憶に残る山になりそうだ。

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