自然に戻りゆく村道を歩く「大塩−細野峠」



毎年この時期に「黄葉に包まれるような森訪れたい」と思う。

ドライブで森の色づきを楽しむのもよいが、車でサ〜ッと通り過ぎるだけなのと自分のペースでゆっくり黄葉の森を歩くのでは体に染み込む感覚が異なる。

今年は親睦トレッキングで一緒に歩いたご近所のT姉妹を誘った。
この辺りのことをよく知るT家姉の提案で『大塩−大滝−細野』を歩くことに。





車1台を終点の細野に置き、もう1台で大塩まで移動。

車両通行止めの村道を大塩側から歩きはじめる。(AM 9:40)
落ち葉の絨毯が心地よい。




スタート地点の大塩付近では黄葉はまだ始まったばかり。







元々は車が走っていた村道、今でもあちらこちらに標識やカーブミラーが立っている。




道を進むにつれて葉の色づきもよくなってきた。



歩きはじめて約1時間、大滝に到着。想像していたより大きそうな滝である。




滝周辺の紅葉もちょうどいい具合・・・♪

村道脇の藪に下へ降りる細い踏み跡があり、滝の近くまで行ってみた。




水量も豊富で見ごたえのある『大塩大滝』





時間はちょうどお昼、村道に戻って滝を眺めながらランチ。
そこから大塩には戻らず、そのまま村道を進んで細野峠に向かう。




しばらく進むと別の滝を発見。川沿いの景色は見ていて飽きない。

 


以前はアスファルト舗装されて車が走っていた村道




通行止めになってからどれ程の年月が過ぎたのかわからないが、路面は土や落ち葉で埋め尽くされ、行く手を時々大きな倒木が塞ぐ。








周囲の森は"緑&黄"から"黄・橙・茶"へ






黄金色に輝く秋のブナ林は素晴らしく、その美しさにはいつも感動する。





 





午後2時半過ぎ、細野峠に到着。

元は車道なので、大塩から細野峠まではずっと緩勾配の坂道。

滝を見ながらゆっくり休憩したり、時々立ち止まって景色を眺めたり、急がずのんびり歩いて約5時間。

予想していなかった美しいブナ林の黄葉にも出会え、とても魅力的な村道トレッキング。
このコースを提案し、一緒に歩いてくれたT姉妹に、感謝〜♪

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