五色沼の散策 [五色沼自然探勝路]


6月、私の家族が小屋まで遊びにやって来た

両親は数年前にこの辺りを旅したことがあるが、姉は初めてである。
周辺にはトレッキングやハイキングのコースがいっぱいある。

私達が好きでよく歩くのは「人が少ない静かなマイナーコース」 だが、せっかく遠くから来たのだから、やっぱり超メジャーな「五色沼」を押さえないとダメだろう。

ということで、今回は一大観光地になっている五色沼探勝路を家族と歩いた。





翌日からの雨天を予想し、初日の夕方にとりあえず「毘沙門沼」付近だけは 歩いておくことにした。 



 


翌日は「毘沙門沼」の反対側、つまり磐梯高原駅側からのスタート。

「柳沼」の横を通って歩き始める。


 

最初に現れるのが「青沼」


 

遊歩道から沼の方へ一歩脇へ入るとそこには休憩用のベンチもあるが、人があまり入って来ない静かな空間。


次は「瑠璃沼」を目指して歩く。

「瑠璃沼は瑠璃色?」「瑠璃色って青だよね?」「ルリビタキの色・・・」などと話しつつ、期待でいっぱい。

やがて、左手に青色の沼が現れた。とても美しい青色である。




 でも・・・「瑠璃沼は確か進行方向右手?」



ここは、「弁天沼」だった。

「え〜? 瑠璃沼を見逃した〜?」
「瑠璃沼・・・という響きが魅力的だったのに〜」

「どこにあったのかな?」
 「さっきの小さな流れのあたりだったのでは?」

「瑠璃色」という響きを 諦められない姉と私、結局二人で瑠璃沼まで戻ることに・・・。


 

「瑠璃沼」は、やはり先程渡ってきた小さな流れの奥にあった。

藪の奥に見えた沼はちょっと期待はずれだった。
「先に弁天沼の青色を見てしまったからかもしれないネ」

弁天沼で待っていた父と母にそのことを報告すると、
「日本古来ではガラスのことを瑠璃と言ったから、『青色』というより『透明感ある』という意味かもしれないよ」と父が話した。

「そういえば、ちょっと透明感があったような気もするわね〜」


 

大きな弁天沼を回り、ベンチでちょっとお茶タイム。




そしてまた緑の小道を歩く。


 

せせらぎのそばで、写真タイム。
デジカメ、携帯カメラで・・・ パチリ !





「みどろ(深泥)沼」は青、緑、オレンジ・・・と場所によって色が異なっていた。


 

みどろ沼のすぐ後に「赤沼」

「あれ? 赤沼の写真、撮らなかったっけ?」
・・・ということで、写真ナシ。

赤沼を見た記憶はあるので、色がそれほどきれいではなかったので 写真撮らなかったのかな〜?

そういえば、「竜沼」の写真もない。
「竜沼」は弁天沼とみどろ沼の間に位置する。

小さい沼だったから、印象に残らなかったかも・・・?


五色沼ウォーク、最後の沼は・・・昨日歩いた「毘沙門沼」
 




毘沙門沼駐車場からビジターセンターまで歩き、五色沼と磐梯山噴火について少しお勉強もした。




小屋で薪置き場作りをしていた彼に車で迎えに来てもらった。

「五色沼ウォーク、楽しめた?」
「うん、ヨカッタよ。送迎ありがとう〜ネ!」
「僕も予定していた作業ができて、ヨカッタよ〜」

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