「川口探検隊」巨大ブナを探す


近くの山域には、大きなブナがたくさんある。




ブナが好きな私達がここに小屋を建てたのも、魅力的なブナ林が近くにたくさんあることも理由のひとつだ。


「明日はみんなで、巨大ブナを探しに行きましょう」
クリスマスパーティーの終盤、REさんが提案した。

「出発は何時にしますか?」
「では、8時出発にしましょう。」

話はトントン進み、みんなで慌ててベッドタイム・・・


翌朝9時前、林道奥に車で到着。

雪は固く締まっていて、スノーシューやワカンは必要ない。


 

長靴や登山靴を履いて出発。今朝は青空、気分も最高!


 

自然の美さとと生き物たちの気配を感じながら、少しずつ高度を上げていく。




  

雪の上には動物の足跡


 

時々大きなブナの木も現れるが、この山ではほとんどが細い雑木だ。




2時間程度歩いたところで、イチゴとル・レクチェとアップルケーキでティータイム。




帰路は、別ルートを下ることに・・・。


  

さっき通ったばかりのようなカモシカの足跡を眺めつつ、少し軟らかくなってきた雪の上を歩く。






そして下方に大きなブナの姿が見えると急斜面を降り、向こう岸に大きな幹が見えると川を渡り・・・

でも、幹周りが4mを超えるような巨大ブナは見つからなかった。


午後1時前、車を駐車したところまで戻ってきた。

「巨大ブナ、見つけられなかったなぁ」
「簡単に見つかるわけないねぇ」

「それにしても、よく歩いたな〜」
「青空だったから、目的は達せなくても気分がいいよね」
「お腹、空いた〜!」
「おいしいラーメン食べに行かない?」
「行く〜 行く〜!!」




食べ物の話題が出た瞬間、もう巨大ブナのことはすっかり忘れ、ラーメン屋さんへ一目散の 「自称 川口探検隊」 であった・・・

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