花を求めて・・・南蔵王 [屏風岳・刈田岳]




"東北の山歩き" をするためにわさわざ京都からやってきた山女たち4人、
今回のメインは、"花の山・南蔵王"

この山域は花の季節に歩いてみたいと思っていたので、京都隊の提案に二つ返事で ハイ、OK〜!!


屏風岳登山口の周辺道路は先行者たちの車でいっぱいだったため、蔵王ハイラインの駐車場にとめることに。




登山口から駐車場まで、車でグングン登っていく。




ということは、登山口へはかなり下って戻ることになる。

山登りに来ているのにスタートから”下り”だと、何となく損したような気がするのは私だけ? (AM 8:35)


登山口まで降りてきた。(AM 8:45)



京都隊の当初計画では、「杉ヶ峰−屏風岳−前屏風岳−不房山」とあったが、小屋からここまでの移動時間も考慮し、今回は屏風岳までとした。

登山口からまたまた少し下ると、見晴らしのいい場所に出た。
前方には今から行く山々が見える。




花が終わったチングルマを愛でながら、楽しく歩みを進める。




途中で避難小屋の中をのぞいたり、登山道脇の花々を観賞したりしながら、の〜んびり歩いて前山に到着。 (AM 9:30)

『前山』の標識には忘れ物のカメラが・・・




「誰かカメラ忘れはったんやねぇ」
「持って行ってあげてもいいんやけど、誰のかわからへんしねぇ」

今日は 連休の晴天日、先行する登山者はたくさんいる。
「持ち主さんが下山時に気が付いてくれはるといいんやけれどね〜」


ここは人気の山域で登山者も多く、木道整備や植生保護、そして標識も随所でしっかりと・・・




見晴らしの良い明るい登山道、歩いているのがちっとも苦にならない。
あっという間に杉ヶ峰に 到着。(AM 10:00)

その後も軽いアップダウンはあったものの、快適歩きで芝草平に。(AM 10:30)


 

ここまで来たら屏風岳はすぐ目の前、水分補給をして最後のひと登りへ。

芝草平から登ること約30分、
トンボが飛び交う屏風岳山頂に到着 !(AM 11:05)




さすがに連休の人気山域だけあって、あまり広くない頂上は先行者たちで賑わっていた。




山頂標識脇の丸太ベンチに座って ランチタイム〜!!
「炎天下だし、風が来ないし、今日は暑いわね〜」

ランチを済ませたら、さっさと下山開始。


再び芝草平に到着。(PM 12:10)






炎天下には変わりないのだが、広々とした湿原にいると気分がいい。
水分補給したら、リフレッシュも兼ねて湿原散策。






行きと違って、下山時の寄り道はなんとなく気分もゆったり・・・


さてさて、ここからはまた軽いアップダウンが続く。(PM 1:30)






でもこれが「東北の山らしい風景」とも言える。




正面には車を停めてきた蔵王ハイライン、お釜を訪れる観光客の車で渋滞しているようだ。

「せっかくここまで来たのだから、やっぱり蔵王のお釜ものぞいていかないとね〜」


そして本日の最後は、、、刈田岳。(PM 2:15)




軽装の観光客でにぎわう山頂にエリアに、細い登山道からいきなり現れた登山姿の私たち 。小さい子供たちから「変な人が来た〜」と違和感の視線を浴びせられつつ 神社にお参りし、、、






お釜を眺め・・・




観光気分も十分味わった。




もちろん帰りに、遠刈田温泉に寄って汗を流したのは言うまでもない。

 

花を求めて出かけた今回の山歩きだったが・・・




清楚な感じの『ハクサンシャクナゲ』




目を引く『タカネバラ』



かわいい『ウスユキソウ』




可憐な『トキソウ』




花も終わりの『ハクサンチドリ』

期待していたほどたくさん咲いていなかったが、それでも花を眺めながらの山歩きはやはり楽しい。

次回はぜひ花真っ盛りの時に訪れたいものだ。

「京娘さんたち、東北の山を楽しんでくれたかなぁ?」

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