初冬の森で [お気に入りの森]


11月 勤労感謝の日の連休、
すでに黄葉シーズンは終わり、ほとんどの木々が葉を散らしてしまった。

「この時期って、歩いたことないよね?」

私たちがとても気に入っている森のことである。
芽吹きの頃、夏盛りの頃、紅葉の頃、そして銀世界の頃、
四季折々訪れているお気に入りの森だが、落葉後 雪が積もるまでの時期は まだ歩いたことがない。




今日は、落葉した明るいブナの森をのんびり楽しむことにした。


放射冷却のためか、今朝は気温が低い。

朝9時、木道の落ち葉には霜の縁取りが・・・




普段から訪れる人が少ないこの森、湿地対岸では猿の群れが時々掛け声をあげながら移動中。




木道の上に残る雪にはウサギの足跡がたくさん、そして人間のは私たち二人分だけ。

「今日も貸切みたいね。」




葉が落ちて いつもより遠くまで見渡せる登山道を のんびり歩き、
いつもの休憩場所で 水分補給。




 

ブナの森はどんな季節に訪れても魅力溢れる素敵な場所である。




雪が降り始める頃に森に現れるきのこは、、、ナメコ


 

尾根道ではいつものように長老たちに挨拶をしながら歩く。

10時半、展望台に到着。
彼の作ったおにぎりで、早めのランチ。




「天気がよくて暖かいね〜」

 

もうすぐ12月、いよいよ本格的な雪シーズンに入る




「長靴でトレッキングできるのも、今年はこれが最後かな・・・」

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