花と蝶を求めて


「ねぇ、まだいるかな〜?」
「いるさ、まだお盆過ぎたばかりだもの。」
「それって『行きたい』ってこと ?」
「まあね、それにあの花も咲いてるかも・・・」

こんな短い会話だけで何の話でどこへ行きたいかわかるなんて、どうやら考えていたことは二人とも同じだったみたい。

ということで、小屋でランチした後カメラ持ってやってきました高原(デコ平)へ。


 

長靴と帽子がなんだかまるで「農家作業中のおじさん&おばさん」だけど・・・ね(笑)




 

まず最初は、本日の目的のひとつ『 ナガボノシロワレモコウ 』

 

ワタスゲの時期に来たときに、ワレモコウの葉っぱを たくさん見かけたが、その時に「まだここでワレモコウの花を見たことないよね」と話していた。

ワレモコウの赤っぽい花が咲いているのかと思っていたが、たくさん咲いていたのは白いもの。

一つ一つは派手さはないけれど、自然にとけ込んでいる姿がとてもいい。






湿原には他にもオゼミズギク、ウメバチソウ、リンドウ、、、と秋の花も。


  




湿原を通り抜け、高原へ進むと・・・

いた!いた!本日のメイン、『 アサギマダラ 』








翅にマーキングされた蝶も。

この日はアサギマダラの観察会があったようで、たくさんの蝶にマーキングがされていた。

蝶たちはこれから南の方へと旅立っていく・・・








ふわ〜り、ふわ〜りと浮かんでいるように飛ぶ優雅なアサギマダラ、
これからの多分過酷であろう長旅をも乗り切って、無事南へ渡ったことを誰かに伝えてくれるように 祈りたい。

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