『 山寺 』





「訪れてみたい」とずっと前から思っていた山形市にある古刹、
混み合う紅葉時期を避け、10月初めに訪れた。

 

山寺の正式名称は『宝珠山立石寺 』(ほうじゅさんりっしゃくじ)
860年に慈覚大師が開いた天台宗のお寺である。






登山口から『根本中堂』、『日枝神社』を経て『山門』へ。
ここで拝観料(300円)を支払う。

ちなみに近くの駐車場は1日500円、有名観光地としてはとても良心的だ。





『姥堂』





しっとりした杉木立の中、木漏れ日を受けた灯篭や石仏がいい感じである。










秋色の木々に彩られる『仁王門』






仁王門をくぐり、右手に『胎内堂』を眺めながら『奥之院』へ。



重要文化財の『三重小塔』を見てから『開山堂』へ向かう。







立石寺を開いた慈覚大師のお堂『開山堂』




写経を納める『納経堂』は重要文化財。




最後に訪れたのは展望が良い『 五大堂 』






多くの観光客が集まる場所だが、午後2時半頃になると人は減り、少しゆっくりと 過ごすことができた。

 

紅葉には少し早かったが観光客は少なめだし、お寺の庭ではおいしそうに花を食べるニホンカモシカにも出会えた。





(野生とは思えないほど警戒心の無いカモシカ)





雪国のため修復を繰り返しているせいだろうか、建物の趣が少し物足りなかったけれど、しっとりした参道は山寺ならではの魅力があった。





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