「何もない、誰もいない」が魅力の散歩道


10月最初の週末、天気予報はまたまた雨。

今年は長雨の秋である。
週間天気予報でも「おひさま」マークが続くことはほとんどない。

この週末も、大降りはしなくても「曇&傘」マークが出ていた。

でも予想に反して、日曜日は朝から青空。
「せっかくだから、軽く歩きに行こうよ!」



やって来たのは 近くの遊歩道。

元はトロッコ道だったので遊歩道はほぼ平坦で 歩きやすく、途中に休憩ベンチも2ヶ所程ある。




でも、展望はほぼ無く、景勝地というような特別なものもない。

「片道約6km」と中途半端に長く、周遊はできない。
(車2台で行くか、歩いて往路を戻るか)

だから、この遊歩道で他の人に会うことはほとんどない。
そんなところが私たちのお気に入りである。


誰もいない森の遊歩道、人に会うより熊に会う確率の方がそうだ。




向こうが見えない曲がり角の度に彼は笛を吹いて 熊に注意を促す。

「熊さん、人間が通りますよ〜」




木漏れ日を受けながら歩く森は静かで、人の心も穏やかになる。


  

  

秋の長雨で喜んでいるのは、森のキノコたち




足元にはどんぐりもいっぱい、今年は豊作のようだ。






頭上にはまだ緑の葉っぱ、でも地面には色とりどりの落ち葉。

例年ならあと3週間程で黄葉が見頃になるが、今年はどうかな・・・




歩いていれば、木立の隙間からこんな景色が見れるところもあるけれど




あとはただただ 森の小路が続く『小野川湖畔遊歩道』

何もない、誰もいないのが魅力なんだよね。

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