軽〜い気持ちで山歩き [雄子沢〜雄国山]


「私はお留守番しているわ〜」

いつも山歩きの後は疲れが残って体調がイマイチの私、前日までの西吾妻縦走の疲れが今日も残っている。

みんなに迷惑をかけるといけないので、残念だけれど今日のお出かけは欠席予定。

しかし、せっかく京都からAさんが来てくれているのだし、行き先が『雄子沢』と聞いて、急に「やっぱり私も参加!」ということになった。
「雄子沢ルートなら、ほぼ平坦地だもの・・・」




「雄子沢は平坦じゃありませんよ。行きは登りです〜!」


雄子沢ルート入口へ移動中にそう主張するのは、今日も一緒に歩くご近所のTさん。

「平坦」という彼と私、そして「登り」と言う彼女。
このルートを初めて歩く京都のAさんはどう思っていただろうか・・・(笑)

まぁ、軽い気分と軽い荷物で歩き始める。(AM10:20)





雄子沢はレンゲツツジやニッコウキスゲなど花の時期には超満員になるルートだが、さすがに花のないこの時期はすいている。

写真を撮りながらゆっくりゆっくり歩く私達は何組かの家族連れハイカーに追い越されたが、ほとんどは私達だけの静かな歩きであった。


 

 


紅葉狩りにはまだ早いが、それでも少し色づいた木々や大きなブナ・サワグルミの木を眺めながら、ゆっくり歩く。




道は、所々にちょっとした登りもあるが、ほとんどが緩い傾斜で登っていることを感じさせない。

つまり、感覚的にはほとんど平坦道である。
だからファミリーハイクにはいいコースなのだろう。





林を抜けて空間が広がり、右手に雄国山が見えると、トイレも完備した『雄国沼休憩舎』(無人避難小屋)はすぐそこ。




小屋のお庭でランチタイム。 (PM12:40)

時間的にここから『雄国沼』と『雄国山』の両方へ行くのは難しそうである。




今回は小屋前から沼の写真だけ撮り、山に向かって出発〜!


小屋からは少し戻り、分岐を曲がって登山道へ。




山に向かって、緩い緩い傾斜角度でジグザクに・・・
体調がイマイチだった私にはとてもうれしい緩傾斜道。




息が切れることもないゆっくりの登り。

でも気がつけば、いつの間にか沼や小屋ははるか下に・・・



最後はちょっと一登りで、雄国山頂上(1271m) に到着。(PM 1:50)






頂上展望台からの眺めは、絶景!





水分とエネルギーをちょっと補給したら、景色を眺めながつつ下山開始。




「眺めがいいと、苦手な下りも気分いいね〜」




少しだけ色づいた木々を眺めながら、のんびり雄子沢ルートを戻る。




京都から来たAさん、笑顔で言った「本当に充実した連休だったわ〜!」

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