岩山城館址と堂場山


京都から遊びに来ていたKo夫妻が小屋を去るとともに、ゴールデンウィークもなんなく終わった気分の裏庭。

でもせっかくの連休、それに予報では 明日からの天気はイマイチ。
ということで、軽〜く歩きに出かけることにした。




今日はここ。ほとんど歩く人がいない「堂場遊歩道」

コース途中には、伊達氏の不意打ちに遭って自刃し果てた穴沢一族の岩山城館跡もある。

そのためなんとなく物寂しいイメージがあるトレッキングコース、
この前歩いたのはもう7年前のことになる。

お化けのようになったミズバショウを見ながら小さな沢を渡って森へ。
( PM 12:15 )


 






実は今日も新緑を求めてやって来たが、湖から冷たい風が吹くせいか、木々はまだ芽吹いたばかりで新緑と呼べるまでには至らない。




7年前にここを訪れた時はもっと木々の緑が濃かったが、芽吹いたばかりの森は明るく小鳥たちのさえずりも聞こえて、寂しいイメージはない。


 

野鳥を探したり、大きな木を眺めたりしながら歩くうちに、岩山城館跡に到着。
( PM 12:35 )

木々の葉っぱが小さく 森が明るいせいか、今日は不気味な感じがしない。
前に来た時は郷土の歴史を勉強したすぐ後だったので、岩山城での悲しい物語がまだ心に深く残っていたためだろうか。

でも、この森には奇怪な森の番人がたくさんいる。










精霊たちの森・・・






咲く花は少ないけれど、心地よい風を感じながら森を進めば、、、




やがて木々を透かして湖が見える。




岬のほぼ先端が このコースの終点。




頭上を飛び交う小鳥たちの声を聴きながら ランチ。 ( PM 13:25 )

「さて、またのんびり来たところを戻りますか・・・」




予想はしていたが、やっぱり誰とも出会わず 、とても静かな堂場山のトレッキングだった。

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